EFOとは?入力フォームを工夫して離脱率を下げる方法8選

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ホームページやLPの入力フォームは24時間受付をしてくれる便利な窓口です。フォームの種類はさまざまですが、入力項目が適切でないとページからの離脱を招きます。
内容に関心を持って訪問してくれたユーザーほど、離脱されてしまうと大きな機会損失になります。

今回はフォームからの離脱を避けるために必要な「EFO」についてご紹介します。

目次

EFOとは?

EFOは入力フォーム最適化の略

EFOとは「入力フォーム最適化」のことを指します。フォームの項目やデザインを適切に調整することで、ユーザーの離脱を防ぐことが目的です。
入力フォームは商品購入や資料請求、サービス申し込みなどの最終的なアクションへとつながる重要な接点であり、コンバージョン率に直結する要素といえるでしょう。

EFOを実施すると離脱率が低下する

入力フォームに辿り着くまでページを閲覧したユーザーは、コンバージョンに結びつくための行動に積極的になっていることが多いです。
しかし、入力フォームが不適切だと、見込み客だったユーザーは興味を失い離れてしまいます。
あまりにも入力する項目が多すぎたり、必須入力の項目がどれかわかりづらかったりすると、ユーザーは入力の手間を感じて離脱してしまう可能性が高くなります。
こうなるとサービス提供側はせっかくの見込み客を失うことになり、ユーザー側は良質な商品やサービスにめぐりあう機会を失うことにつながりかねません。

離脱率の低下だけではない、EFOを実施するメリット

EFOを実施するメリットは、フォームからの離脱率を防ぐことだけではありません。1件の申し込みを獲得するためにかかる広告費の無駄を洗い出すことができ、広告運用の方針が見えて来ることもメリットです。

また、入力フォームにスムーズな入力ができることはユーザーが満足感を得られる場合が多く、顧客満足度につながる可能性も高くなります。

そしてEFOを入れるだけで平均で1.3-2.5ptのコンバージョン率が上がることが実証されており、離脱率だけではなく直接的に申込み数を上げる要因としてEFOは外せないツールとなっています。

EFO未実施の入力フォームの特徴

フォームの入力項目が多すぎる

入力フォームで送ってほしい情報は多数あると思いますが、すべてを入力させようとすると項目が多すぎてユーザーに敬遠されてしまいます。
一目見ただけで「この入力フォーム、入力する部分が多くて面倒……」と思わせてしまうとページからの離脱につながります。

 文字が小さすぎる

入力フォームの文字やフォームの説明の文字が小さいと、「読みづらい」と判断されてしまうこともあります。
また、iPhoneの標準ブラウザであるsafariには、入力フォームの文字の大きさが14px以下だと画面をズームする機能が備わっています。
文字が小さいと読みづらい・見づらいといった問題が発生するために離脱につながるパターンも大いにあり得るのです。

入力必須の項目が明確になっていない

入力が必須な項目になんの目印もないからと自己判断で入力し送信ボタンを押すと、未入力項目を入力するようエラーが出る。または、いろいろ入力して送信を試みても、どの項目が必須入力かわからずまたエラーになる。
これではユーザーが不満を感じ、ページから離脱してしまう原因になります。

エラー入力があった場合に入力した情報が消えてしまう

先述の入力エラーの話から続きますが、なんらかのエラーがあった場合にこれまで入力した内容が消えてしまうことがよくあります。
たとえ入力エラーが出たとしても、もともと入力した情報が残っている方が正しい情報に修正しやすいことが多いです。

プレースホルダーがなく何を入力すればよいか分かりにくい

プレースホルダーとは、入力欄に何をどのように入力すればいいのか書いてある記入例のことです。プレースホルダーがないと、入力の形式がわからず、結果としてユーザーが迷うようになってしまいます。

スマホから入力しづらい

指先でスマホを操作する際、入力フィールドの高さは非常に重要です。あまりにも入力フィールドが小さすぎると、指先が大きなユーザーにはタップしづらく入力の手間です。

モバイル端末の保有率は97%を超えており、Web閲覧の主流もスマートフォンに移行しています(令和6年 総務省調査より)。

ユーザーの離脱を防ぐための解決方法

不必要な入力項目を入れない

必須入力の項目が多かったり、長く記入する必要があったりすると、入力の面倒さが勝ってしまいます。重要な項目以外はあれもこれもと情報収集を欲張らないことが重要です。
メールアドレスがあれば十分連絡が取れるから電話番号は項目に入れないようにするなど、本当に必要な情報を考えた上で入力項目を決めるとよいでしょう。

視認性を高めるため文字は14px以上にする

GoogleがWebサイトに使うフォントのサイズとして推奨しているのは16pxです。これはPC版でもモバイル版でも同じであるため、入力フォームもできれば16px、小さくても14px以上にすることをおすすめします。
もしコンバージョンアクションをとってほしいターゲットが高齢者層であれば、可読性を上げるためにより大きな文字にしてもよいでしょう。
小さすぎる文字は可読性が低く見づらいため、フォームに入力しようという気がなくなってしまいます。ですので入力フォームに使う文字は、14px〜16pxを目安にターゲットに合わせていくとよいですね。

入力必須の項目は必須であることを目立たせる

入力項目が必須入力であることに気づかず、空欄のまま送信してエラーになるとユーザーはストレスを感じます。入力から送信の流れにストレスを感じると離脱率が高くなるので、入力必須項目の目標は目立たせるようにしておくのが良策です。

プルダウン選択ではなくラジオボタン選択にする

選択する項目が少ないのにプルダウンボタンでフォームを作ってしまうと、クリックやタップの回数が増えて手間になります。
選択項目の選択肢が少ない場合は、ラジオボタン式にして1回のクリックまたはタップですむようにしておくのがおすすめです。

郵便番号から住所を割り出すなどの入力補助をつける

郵便番号を入力したら住所が途中まで自動入力されるなど、入力補助をつけておくとユーザーはスムーズに送信ボタンを押すことができます。
また、入力する文字の種類にあった変換方式やキーパッドにするだけでも、文字の種類を切り替える手間が省けてユーザーが快適に入力できるようになります。

入力欄はスマホからも入力がしやすい大きさにする

モバイルフレンドリーの流れによって、フォーム入力や送信をスマホで行うため指先だけで操作することも多くなりました。その際、入力フォームが適切な高さや幅でないと非常にタップがしづらくなってしまいます。画面をタップしてもタップしても反応しないぐらい小さな入力欄だと使いづらいです。

入力欄はPCもモバイルも、最低限48px以上の高さを持たせるようにしましょう。

送信ボタンは目立つようにする

最後の送信ボタンが目立たないと、これまでしてきた対策が意味をなしません。また、送信ボタンに記載する文言も大切です。ただ「送信する」だけ書くのではなく、送信した結果何が起こるのかを明確にすると、よりユーザーにわかりやすくなります。

たとえば資料請求のボタンであれば「資料請求する」と記載したボタンの方が、送信後に何が起こるのかわかるので安心感も与えられます。 

ABテストをして改善のためのPDCAを回す

これまでにあげたEFO施策を試しながらABテストを行い、徐々に入力フォームを改善していくことが最終的に求められます。

AとBどちらの数字が高かったか、何が要因で数字が高いのか等を分析し、エラーメッセージの内容や入力項目などをアップデートさせる必要があります。いわゆるPDCAを回していくことが重要です。

DAWNEFOならこれらの課題をすべて解決可能!

EFOにまつわる課題をまとめて解決できるツールにDAWNEFOがあります。DAWNEFOは、下記の8つの特徴があります。

  • 主要なMAツールで想定される項目への豊富な入力制御可能
    コンバージョン獲得のために必要な一連のマーケティング活動を加味した入力制御ができます。
  • レスポンシブデザイン対応
    モバイルフレンドリーな状況に対応可能!PCで作ったフォームをモバイル表示でも崩しません。
  • ステップフォーム作成可能
    順を追って入力作業が必要な場合、ステップフォームの導入もできます。
  • 確認画面を作成可能
    フォーム内容をしっかり送信できたかどうかを確かめられる確認画面の作成が可能です。
  • 各種ABテストツールで実装可能
    さまざまなABテストツールで実装可能なので、互換性に悩むことなくテストを行いPDCAが回せます。
  • 月額利用料は7,980円
    業界最安値級の価格でランニングコスト対策もしっかりできます。
  • 1500フォーム以上を改善した十分な実績あり
    実績があるので信頼と安心をご提供可能。しっかり使えば価格以上の価値を生み出していくでしょう。
  • いきなり契約するのではなく、お問合せを通じて相談してから使用可能
    お客様のご希望や将来なりたい状態などをヒアリングし、ご納得いただいた上での使用開始が可能です。

DAWNEFOにご興味のある方や、自社の入力フォーム改善に本格的に取り組みたい方は、ぜひ下記のボタンから紹介ページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。

まとめ:DAWNEFOでフォーム離脱を防ごう

ここまでEFOを行うための施策と、施策を行うためのおすすめツールをご紹介してきました。DAWNEFOは実績もあり対応するMAツールやABテストツールも多いため、非常に使いやすいEFOツールと言えます。

フォームからの離脱はせっかくの見込み客を逃してしまう結果につながりかねません。たかが入力フォーム、と思わずに、ユーザーの動線を考えたフォームに改善していくことが大切です。

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